小学校受験に向いている子と向いてない子の特徴

小学校受験を検討している方のなかには、自分の子どもが小学校受験に向いているのか向いていないのかが気になる方も多いのではないでしょうか。
本気で合格を目指すからこそ、気になってしまいますよね。

そこで本記事では、小学校受験に向いている子と向いてない子のそれぞれの特徴を詳しく紹介します。
自分の子どもが小学校受験に向いているか向いてないかが気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

小学校受験に向いている子の3つの特徴

まずは、小学校受験に向いている子の3つの特徴を紹介します。

特徴①挨拶や返事がしっかりとできる

1つ目の特徴は、挨拶や返事がしっかりとできることです。
挨拶はコミュニケーションの基本であり、初対面の人にもはきはきとした挨拶ができる子は、面接官に好印象を与えられます。

また、面接中に子どもが質問を受けたときに、しっかりと返事ができることも重要です。
「はい」「いいえ」と自分の意思を伝えられると、面接官に良い印象を与えられます。
分からないことを聞かれたときも、考え込んで返事を言いよどんでしまうのではなく「分かりません」と答えられると良いでしょう。

特徴②何事にも楽しんで取り組める

2つ目の特徴は、何事にも楽しんで取り組めることです。
受験前には、勉強や面接の練習を繰り返し行う家庭がほとんどですが、その勉強自体を楽しんで取り組める子は小学校受験に向いているといえます。

小学校受験は、勉強や練習をせずに合格できるほど簡単ではありません。
勉強が苦手な子や楽しくないからとやめてしまう子もいるなかで、勉強や練習を楽しんで取り組めることは大きな強みとなるでしょう。

特徴③競争心が強い

3つ目の特徴は、競争心が強いことです。
このような特徴を持つ子は受験の準備が進みやすい傾向があります。

小学校受験のために通っている塾のなかで「〇〇くんに負けた」「〇〇ちゃんに勝ちたい」といった言葉が自然と子どもから出てくる場合、子どもの競争心が強いことが伺えます。
この競争心を受験勉強や面接の準備に向けられれば、良いペースで準備を進められるでしょう。

小学校受験に向いていない子の特徴3選

続いて、小学校受験に向いてない子の特徴を3つ紹介します。

特徴①人見知りが激しい

1つ目の特徴は、人見知りが激しいことです。

人見知りが激しい子は、面接官への挨拶や質問に対する返事が苦手で、あまり良い印象を与えられないことが多いです。

コミュニケーション能力が長けている子ほど、面接官の心証は良くなります。
子どもの人見知りが激しい場合には、まずは最低限の挨拶ができるように少しずつ練習を始めるようにしましょう。

特徴②思考力が備わっていない

2つ目の特徴は、思考力が備わっていないことです。

子どもの成長速度は個人差が大きいため、5歳時点ではまだ試験を受けられるだけの思考力が備わっていない子もいます。

このような子には、焦って小学校受験の準備をさせてもあまり効果的ではありません。
むしろ、やりたくないことや苦手なことを無理強いされたと、感じてしまう可能性もあるでしょう。

無理やり勉強をさせるのではなく、子どもの成長速度に合わせて受験するかしないかの判断をすることが大切です。

特徴③すでに夢中になっているものがある

3つ目の特徴は、子どもがすでに夢中になっているものがあることです。
たとえば、毎日ピアノの練習を数時間続けている場合や、好きなスポーツの練習を繰り返しているような場合は、受験勉強に楽しく取り組めないことが考えられます。

また、受験をして学校に通うよりも、子どもが夢中になっていることをそのまま伸ばした方が良い場合もあるでしょう。
自分の子どもが何かに没頭している場合、受験するかしないかを今一度ご家族で話し合ってみることをおすすめします。

小学校受験に向いている親にみられる特徴

小学校受験は、子ども以上に親が見られているといっても過言ではありません。
面接官は、家庭の教育方針や家族がどのように子どもをサポートしていくのかなどを厳しい目でチェックしています。

ここでは、小学校受験に向いている親の特徴を3つ紹介します。

特徴①家庭の教育方針が定まっている

1つ目の特徴は、家庭の教育方針が定まっていることです。
面接官は、受験者の家族の教育方針と学校の教育方針が合っているかを細かくチェックしています。

家庭の教育方針が定まっていない場合や夫婦で意見が違う場合は、面接官がチェックしたいポイントがチェックしきれず、結果として不合格になってしまう可能性があります。
家族でしっかりと子どもの教育方針を定め、面接官に明確に伝えられるような準備をすることが重要です。

特徴②子どもの話をしっかりと聞いている

2つ目の特徴は、子どもの話をしっかりと聞いていることです。
面接で子どもが解答に迷っていても、子どもの話や意見をさえぎってはいけません。

もし、子どもの答えが不十分な場合は「いつもお母さんに話してくれることを先生にも教えてあげてね」などと、優しく子どもに語り掛けて上手に誘導してあげるようにしましょう。
このような普段の親と子どもの関係性を、面接官はチェックしています。

面接のときだけではなく、普段から子どもの話をよく聞いておくことで、気負わずに試験を受けられるでしょう。

特徴③謙虚になれる

3つ目の特徴は、謙虚になれることです。
小学校受験対策の塾では、親にも厳しい指導をする場合があります。

大人になると、厳しい指導を受けることが自然と減っていくため、最初は驚くかもしれません。
しかし、小学校受験では子どもだけではなく親もしっかりとチェックされています。

厳しい指導をされても、ふてくされず素直に練習に取り組むことで、受験本番に自信をもって臨めるようになるでしょう。

小学校受験に向いている子と向いてない子の特徴をよく知ろう

いかがでしたでしょうか。
今回は、小学校受験に向いている子と向いてない子の特徴と向いている親の特徴を紹介しました。

小学校受験に向いている子と向いてない子は、確かにいます。
しかし、子どもの特徴や性格だけでは合否は決まらず、いかに家族が子どもをサポートしていけるかが重要です。

子どもが小学校受験に向いていないと切り捨てるのではなく、家族一丸となって受験に合格できるように、普段から子どもとしっかりコミュニケーションをとるようにしましょう。

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