基本マナーや選び方は?小学校受験におすすめのお受験バッグ

小学校受験のために準備しておきたいものの一つが、学校に持っていくバッグです。服装や靴にはそれなりに気を使いますが、バッグとなると「どんなのがいいんだろう?」と迷ってしまう方もいるはずです。そこで、ここではそういう方のために、お受験用バッグの選び方やバッグ以外に準備しておきたいものなどについてお伝えします。

お受験バッグの基本マナー

お受験用として決まったバッグがあるわけではありませんが、マナーとしてこういう種類のバッグの方が無難というものはあります。たとえば、色の派手すぎないものです。

では、どんな色がよいかというと、服装と合わせるのが基本です。お受験で学校に行く際、服装はスーツなどのフォーマルなスタイルになると思いますが、色は紺や黒が基本でしょう。ですので、バッグもそれに馴染むように紺や黒のものを選ぶのが理想です。

また、デザインもあまり派手派手しいものはふさわしくありません。色が紺や黒となるとデザインもシンプルなバッグが多いですが、なかにはブランドのロゴや派手な飾りが付いているものもあります。そういう目立ちやすいものは避けて、シンプルなデザインのバッグがベストです。

お受験で必要なバッグの種類

お受験バッグといっても1種類ですべて事足りるわけではありません。受験本番だけでなく、説明会やオリエンテーションなどお受験ではお出かけする機会が何かと多いです。その目的に応じて持参するものも違いますし、学校で配られるものも違います。

そのため、基本的には日常的に使用するハンドバッグだけでなく、書類などを分けて入れるためのサブバッグの2種類用意するのが望ましいです。

ハンドバッグ

ハンドバッグは、財布、携帯電話、手帳、筆記用具、メイク道具などを入れるためのバッグです。ふだんのお出かけに使うものよりフォーマルな方がマナー的にもよいでしょう。

サブバッグ

サブバッグは、メインとなるハンドバッグよりも大きめのサイズがおすすめです。持参する願書や書類のほか、学校で配られる書類も入れる必要がありますし、書類以外にも着替えや履物などを入れるのにも使います。書類の多くはA4サイズですので、A4サイズの紙を折らずに収納できるサイズが理想です。

メインバッグとサブバッグに分けるべきか

バッグは2種類用意するのが望ましいとお伝えしましたが、なかには持ち物を増やしたくないとお考えの方もいるのではないでしょうか。しかし、お受験での持ち物を考えると、無理に一つにまとめるのはおすすめできません。

まず、一つにまとめようとすると、そのバッグはどうしても大きくなってしまいます。保護者の多くが、先ほど挙げたようなハンドバッグとサブバッグというスタイルですから、一人だけ大きなバッグを抱えていると悪目立ちする可能性を考えなければなりません。

また、見た目の問題だけでなく、実用性を考えてもバッグは2種類用意しておく方が便利です。お受験での持ち物には、着替えや書類などふだん持ち歩かないようなものもあります。大きめのバッグに全部まとめて入れていると、たとえば財布を取り出したいだけなのに、その都度バッグの中をかき回して探さなければならなくなるような面倒が考えられるのです。

また、そうやって荷物をかき回したりするようなことになると、大切な書類が折れ曲がったりしわになったりなんてこともあるでしょう。必要なものをサッと取り出せるように、また、大切なものにダメージを与えないためにも、バッグは2種類を使い分けるようにするのが賢明です。

お受験バッグの選び方

お受験バッグを選ぶ時は、具体的にどんなポイントに注意して選ぶのがよいでしょうか。メインとなるハンドバッグとサブバッグに分けてお伝えします。

ハンドバッグ

ハンドバッグはフォーマルが基本です。先ほど少し触れたように、財布、携帯電話、手帳などの貴重品等が入るぐらいのサイズがよく、色は紺か黒が無難でしょう。デザインはワンハンドルのものがおすすめです。

また、お受験でのお出かけの際、ハンドバッグも床に置く機会が多くなると思われます。たとえば面接では、バッグは膝の上ではなく床などに置くよう指示されるはずです。その際、バッグが安定するように、マチ(奥行き)があるものを選ぶのをおすすめします。また、底に鋲が打ってあるものの方が、底が汚れたりすり減ったりしづらいので便利です。

デザインについてばかり述べてきましたが、素材にも注意して選びたいものです。美しさを追求するなら本革製が最上ですが、雨天時を考えると撥水加工済みの布製もよいでしょう。本革製を選ぶのなら、雨に濡れないように、濡れてもすぐに拭けるように注意する必要があります。

サブバッグ

サブバッグには、願書などの書類を始め、スリッパなどの履物、子どもの着替え、雨具などいろんなものを入れることになります。人によっては水筒や本、膝掛けなどを持参することもあるでしょう。

それを考えると、サイズはかなり大きめのものを選ぶべきです。少なくともA4サイズの書類を折らずに収納できるだけのサイズは確保すべきでしょう。お受験だけでなく、その後の学校行事などさまざまな機会に活躍しますので、大きめのサブバッグを一つ用意しておくことをおすすめします。

デザインに関しては、ハンドバッグと同様、シンプルを基本とします。色も紺や黒がベストです。また、中身がこぼれないように、および、雨が降っても中身が濡れないように、ファスナーやマグネット付きのバッグが望ましいです。

お受験にぴったりのおすすめお受験バッグ

メインバッグとサブバッグごとに、いくつかおすすめの商品を見ていきましょう。

メインバッグ

お受験のメインバッグとして使えるおすすめのハンドバッグが、「ESCOMUL」のお受験フォーマルバッグです。お受験百貨店として45年の歴史を誇るブランドですから、何を選べばよいかよくわからない方でも、これを選んでおけば間違いがありません。

デザインはシンプルで、色もシックな黒、収納にも優れており、マチがあって安定感も抜群です。合成皮革素材ですが高級感があります。撥水加工済みなのでお天気の心配もありません。

もう一つのおすすめは、「岩佐」の濃紺フォーマルバッグです。こちらもお受験などの学校行事を想定してデザインされたバッグで、通常の紺より黒に近い濃紺にすることで高級感がアップしています。収納性、安定性もよく、もちろん撥水加工済みなので安心です。

サブバッグ

サブバッグのおすすめ1つ目は、お受験のブランドとして知られる「ハッピークローバー」のトートバッグです。底に鋲があるだけでなく、板が入っていて安定しています。素材はナイロンサテンで、お手入れが簡単ながら手触りや質感には高級感があるのもおすすめポイントです。紺と黒の2色から選べます。

もう一つのおすすめは、レディースフォーマル専門店「nina’s」の提供するサブバッグです。こちらは先ほどの岩佐とのコラボレーションで作られたバッグで、デザインはフォーマルにふさわしくシンプルで、ナイロン製で軽く、撥水加工もされています。マチつきで安定性が高く、ファスナーによる開閉式なので中身がこぼれる心配もありません。

お受験バッグと一緒に用意したいもの

バッグ以外に用意しておきたい、お受験で役立つアイテムをいくつか紹介しましょう。

書類ケース

お受験ではさまざまな書類を持ち運ぶことになります。そのため、バッグ選びでは、A4サイズの書類を折らずに収納できることを強調しました。しかし、書類をバッグに裸のまま入れていると、他のものと当たって折れたり曲がったりする心配があります。そんなことのないように、ぜひ一緒に用意しておきたいのが書類を安全に収納できる書類ケースです。

クリップボード

書類への記入のことを考えると、併せてクリップボードも用意しておくと安心です。ただ、それでは荷物がかさばってしまうのなら、最近ではケースとクリップボードが一体化した書類ケースもありますので、そういうのを選んでみてはいかがでしょうか。

雨具

雨模様なら最初から傘を持参すればよいですが、そうでない時も、もしもの時のために備えて雨具を用意しておくことをおすすめします。また、折りたたみ傘やカッパだけでなく、替えのストッキングや靴下、濡れたものを入れる袋などもあると便利です。

小学校受験のためのバッグはメインとサブの2種類が基本

いかがだったでしょうか。お受験用のバッグは、服に合わせて黒か紺のシンプルなデザインが基本です。それと、ハンドバッグとサブバッグの2つを用意することを覚えておきましょう。迷った時は上に挙げたバッグをご参考にしてください。

小学校受験情報教育ラボでは、小学校受験に関してのさまざまな情報を発信しています。バッグなどのお受験用アイテムだけでなく、小学校受験のためのおすすめの塾の紹介などもありますので、お受験をお控えの方はぜひご覧ください。

 

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