小学校受験の合否に親の学歴は関係ある?理由とともに解説

小学校受験を検討されるご家庭のなかで、親の学歴や親の職業の欄で合否に影響を及ぼすのか心配な方は多いのではないでしょうか。

本記事では、小学校受験の合否に親の学歴や職業が影響するのかについて詳しく説明します。
小学校受験を検討しているご家庭のなかで、親の学歴や職業が原因で子どもが小学校受験で不合格になってしまわないかご不安の方は、ぜひ最後までご覧下さい。

親の学歴は小学校受験の合否に関係するのか

結論から申し上げますと、親の学歴が小学校受験の合否に影響を及ぼすことはありません。
なぜなら、親が大卒資格を持っていない家庭でも、子どもが小学校受験で有名小学校に合格しているケースはいくつもあるからです。

もし、親の学歴と小学校受験の合否に関係があるのならば、わざわざ子どもに対してテストを設ける必要はないでしょう。
また、試験を担当する小学校教師は親の学歴が必ずしも子どもの優秀さにつながるわけではないことや、親と子どもの人格は別物であることを理解しています。

親の学歴によって子どもが優遇されることはないので、安心して小学校受験に臨みましょう。

親の職業は小学校受験の合否に関係するのか

親の職業と小学校受験の合否についても、学歴と同様にほとんど関係ありません。
親の職業に関連して問題となることは、「入学後の教育費用を負担できるか」という経済的な問題のみです。

また、親の職業が医者や弁護士などの一般的に社会的な地位があるとされているものであっても、これらが合否に影響することはないでしょう。
小学校受験の際にアピールしたほうが良いポイントは、職業の社会的な地位ではなく子どもの教育に対して熱心かどうかという教育に対する両親の姿勢です。

経済的な部分で、私立小学校で必要となる親の年収が気になる方もいらっしゃいますよね。
以下の記事では、小学校受験をする家庭の年収の目安や実際にかかる学費を紹介しています。
小学校受験をご検討されている方は、こちらを参考にしてみてください。

小学校受験をして入る私立小学校で必要な親の年収は?

また、共働きの家庭であったとしても、この事実が直接合否に影響を及ぼすことはありません。
しかし、共働きが原因で夫婦の教育方針がずれていることや、子どもと両親の間で信頼関係が築けていないと判断された場合は合否に悪い影響を及ぼす可能性があります。

子どもとの信頼関係を築いて小学校受験に臨み、教育に対して夫婦一丸となって取り組んでいる家庭であることをアピールしましょう。

小学校受験で学校側が親の学歴や職業を記入させる理由

小学校受験の際に親の学歴や職業を記入させる理由は、小学校に入学する前の子どもはまだ学力が身についておらず、親の保護が必要な場合がほとんどだからです。

中学受験・高校受験・大学受験は子ども本人の学力を測るテストを行うので、基本的に保護者は関係ありません。
しかし、小学校受験は「これから学力をつけるための場所への入学試験」となるため、学力ではなく基礎的なマナーや生活習慣・知識や思考力などが問われます。
そして、これらの能力は日常生活のなかで身につけるものであり、その教育を担うのは両親となります。

小学校側は、親がきちんと子どもを保護や教育ができるだけの能力を持っているかを見極めるための参考資料の1つとして親の学歴や職業を確認しているのです。

親の学歴や職業は小学校受験の合否に関係ない

いかがでしたでしょうか。

小学校受験では、親の学歴や職業を聞かれるので合否に影響があるかと思われる方も多いですが、実際にはほとんど影響がありません。
学歴や職業よりも、家族内での教育方針や子ども教育に対して協力的かどうかの方が重要視されます。

そのためには、親子間ではもちろん、夫婦のなかで信頼関係をきちんと構築しておくことが重要ですので、日常生活のなかでの時間を大切にしましょう。

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